【京都新聞杯】ブエナ弟が挑む

 「京都新聞杯・G2」(7日、京都)

 12年の勝ち馬トーセンホマレボシはダービーで3着。13年のキズナはV。昨年のサトノラーゼンも2着。トライアルではないが、ダービーを占う意味で注目の一戦だ。

 毎日杯を差し切って、重賞2勝目をマークしたスマートオーディン。10年の勝ち馬ダノンシャンティとの父子制覇を飾った形だが、直線ではまさに父譲りの鋭い末脚を披露した。2走前の共同通信杯では稍重馬場に持ち味を削がれ6着。度外視していいだろう。京都の外回りなら舞台設定は申し分なし。良馬場ならV争い濃厚だ。

 未勝利戦を勝ち上がったばかりのエルプシャフトだが、G1・6勝のブエナビスタを筆頭に数多くの重賞ウイナーをきょうだいに持つ良血馬。キャリア一戦での重賞Vは常識的には厳しいが、血統的にも未知の魅力あふれる好素材。大駆けがあってもおかしくない。

 すみれS2着のブラックスピネルは、2走前の若駒Sではマカヒキの3着。4走前の萩Sでは2番手から抜け出しスマートオーディンを完封。その後の2頭の活躍を見れば同馬も世代上位の力の持ち主。しっかりと賞金を加算して、ダービー挑戦を視野に入れる。

 他にも、ここが復帰戦となるきさらぎ賞3着のロイカバード、はなみずき賞で2勝目を挙げたゼンノタヂカラオ、昨年の東スポ杯2歳S3着馬マイネルラフレシアも上位圏内だ。

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