「アネモネＳ」（１２日、中山）

　３番人気のチェッキーノが直線で鮮やかに抜け出しＶ。

　大外枠から果敢にアッラサルーテが先手を奪ったが、前半は中団で折り合いを付けながら脚を温存。直線で外から末脚を伸ばすと、あっさり先行馬をとらえて完勝。柴山雄一騎手は「２角まで少しハミをかんでいたけど、そのあとはうまくリラックスして走ってくれた。直線でも手応えが良かったし、あとは何とかしのいでくれと思いながら追った。まだまだ良くなる馬なので、（本番も）楽しみですね」と笑顔を見せた。２着に１４番人気のアッラサルーテが踏ん張り、上位２頭が桜花賞（４月１０日、阪神）への優先出走権をゲットした。３着には２番人気のペプチドサプル。１番人気のメイショウタチマチは６着に敗れた。