ミッキークイーンはルメールとコンビ

 9日に帰厩した昨年の最優秀3歳牝馬ミッキークイーン(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、クリストフ・ルメール騎手との新コンビで阪神牝馬S(4月9日・阪神)に向かうことが決まった。

 全8戦で騎乗してきた浜中俊騎手が負傷離脱中のためで、池江師は「ヴィクトリアマイル(5月15日・東京)は浜中君で、と思っています。彼も頑張ってリハビリをしてくれていますから」と本番では主戦の復帰を待つ方針だ。

 10日は帰厩後初の馬場入り。栗東坂路をゆったりと駆け上がり、4F69秒9を刻んだ。「大きくは体は増えていませんが、上背は伸びましたね」と成長を実感していた。

 また、ルメール騎手はきさらぎ賞を制したサトノダイヤモンド(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)で皐月賞(4月17日・中山)に向かうことも決定。同馬は来週にも帰厩を予定している。「週に1回は見ていますが、もともと完成度の高い馬。変わりなく来ているのが一番です」と池江泰寿師。ルメール騎手は、無傷3連勝で弥生賞を制したマカヒキ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)の手綱も取っていた。

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