【フェブラリーS】リッキー3連覇ならず
「フェブラリーS・G1」(21日、東京)
2番人気のモーニンが好位追走から直線で抜け出し、1分34秒0のレコードタイムで完勝。デビュー7戦目&282日目でのG1制覇は、JRAのダート戦では史上最短&最速という偉業だった。
一方、史上初となるJRA平地G1の3連覇を目指したコパノリッキーは先行争いを避けて6、7番手を追走したが、見せ場をつくれず7着に完敗した。
「内寄りの枠だったので、ダッシュ次第で位置を決めようと思っていた。砂をかぶっても大丈夫だったが、ラストは伸び負けした」と、武豊騎手はサバサバとした表情で振り返る。村山明調教師は「控える競馬でも思ったほど負けていない。かしわ記念(5月5日・船橋)でリベンジしたい」と反撃を誓った。