JRA騎手養成で新たな取り組み

 JRA競走部は12日、優秀な騎手を安定的に確保するため、本年から取り組む新たな施策を発表した。昨年、JRA本免許を取得したM・デムーロ騎手、C・ルメール騎手、また地方競馬出身騎手の大活躍により、競馬学校生え抜き騎手は存在感が薄れている。レベルを底上げしようという狙い。

 (1)競馬学校騎手課程の応募の裾野拡大(2)同生徒のレベル向上(3)騎手デビュー後のフォローアップの3本が基本方針となる。

 (1)は各種プロモーションの充実、05年から徴収していた250万円(3年間)の学費を免除が主軸。(2)はフィジカルトレーニング時間を3年間で現在の220時間から380時間に増やす。(3)は若手騎手の所属厩舎の安定的確保のため、騎手育成奨励金を拡充するなどとなっている。

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