【ボート】三嶌誠司22年ぶり四国王

 「四国地区選手権・G1」(10日、まるがめ)

 1号艇の三嶌誠司(47)=香川・69期・A1=が1着。2号艇の丸尾義孝に1Mでは差されたが、2Mで逆転した。この優勝でSG・ボートレースクラシック(3月16~21日・平和島ボート)の出場権を得た。三嶌の四国地区選優勝は1994年以来、実に22年ぶり2回目。G1優勝は2007年10月の高松宮記念(住之江)以来、8年4カ月ぶり6回目。

 壮絶なデッドヒートを三嶌が制した。インから1Mは先マイしたが、2コースの丸尾が差しハンドル。BSでは完全に丸尾の艇が入り、三嶌は形勢不利な状況。さらに内からは田村も切り込んでくる苦しい展開だったが、三嶌は、2Mを先マイした丸尾と田村のわずかな艇間を差し切って先頭に立った。

 「いつもならツケマイに行く。でも、向かい風で舟が向くと思った。冷静に差せた」と、冷静な判断が功を奏した。丸尾は、ラスト3周2Mでも機力で懐を狙う執念をみせたが、それも三嶌が突き放して決着した。

 これで平和島でのSG・ボートレースクラシックへの出場切符を得た。「平和島は年末の周年と、年始の3デイズを走っているし楽しみ」と意欲十分。2度目の四国チャンプの勲章を胸に大舞台に挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス