【栗東通信】ロイカバード巻き返し狙う
きさらぎ賞でサトノダイヤモンドとの“5億円対決”に再び敗れ、3着に終わったロイカバード。松永幹夫調教師は「掛かってしまったしね…。あれだけ道中行きたがっての3着だから力はあるけど、(サトノダイヤモンドとは)競馬の内容が違い過ぎた」と“ライバル”の圧倒的な強さ、完成度に脱帽していた。
レース直後にサトノダイヤモンドを担当する中澤一博助手(トーセンジョーダンなどを手掛けた腕利き)と話したそうで、「“普段からすごく落ち着いている馬”らしいです。あらためて、僕もああいう馬をつくらないと、って思いましたよ」と意気込みを新たにしていた。
なお、ロイカバードは近日中に放牧へ。ローテは未定だが、クラシックを視野に入れて巻き返しを図っていく構えだ。(長崎弘典)