福永が調教騎乗再開「大丈夫」
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昨年10月31日のスワンSで落馬し、右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折で戦列を離脱していた福永祐一騎手(39)=栗東・フリー=が6日、予定通り栗東トレセンで調教騎乗を再開。「きょう乗った感じで無理ならやめよう(延期しよう)と思っていたが、大丈夫」と、自ら13日の京都競馬からの復帰にゴーサインを出した。
まず最初に浅見秀一厩舎のロードメビウス(牡5歳)に騎乗し、角馬場から栗東DPを1周。その後も数頭にまたがり「(落馬後、復帰を目指すまでの段階では)乗馬にしか乗っていなかったからね。競走馬は速いよ」と率直な感想を口にした。
1月下旬から、東京都世田谷区の馬事公苑で乗馬に騎乗。リハビリと並行して、下半身や腹圧のトレーニングも積んできたという。
「ケガをする前にデータを取ったが、筋肉量はむしろ増えているくらい。馬事公苑には快く馬を用意していただいたし、そういったことも大きかったですね。復帰が早まった要素のひとつだと思います」と感謝する。
なお、14日の京都記念ではトウシンモンステラ(牡6歳、栗東・村山明厩舎)とのコンビで臨む予定。復帰早々、重賞に騎乗することになる。