「スプリンターズS・G1」(4日、中山)
1番人気に応えて、ストレイトガールが秋のスプリント王決定戦を快勝した。中団馬群を追走し、直線でうまくさばいて1分8秒1のタイムでV。今春にヴィクトリアマイルを制しており、史上7頭目となるJRAの“スプリント&マイル双方G1”制覇を決めた。
一方、4分の3馬身差の2着に奮闘したのが11番人気のサクラゴスペル。中山6F戦で重賞2勝を挙げる舞台巧者ぶりを発揮した。それでも、横山典弘騎手は珍しく悔しさをあらわに。「あそこまで来たら勝ちたかった。完璧だったよ。どんなにうまく乗っても、勝てない時は勝てない」と唇をかみしめた。