【POG】良血マツリダバッハが快勝

5R新馬戦を制したマツリダバッハ(左)=中山競馬場(撮影・佐々木彰尚)
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 「2歳新馬」(4日、中山)

 ダービー馬の弟が秋の中山でV発進を決めた。2番人気のディープインパクト産駒マツリダバッハ(牡、美浦・国枝)が、1分53秒2のタイムで芝1800メートルの新馬戦を快勝した。ゆったりしたペースのなか、道中は好位のインで流れに乗ると、直線で兄譲りの切れ味を発揮。内から突き抜け初陣を飾った。異父兄は10年日本ダービー、12年天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ。今後の飛躍が楽しみな良血馬が勝ち上がった。勝利に導いた蛯名正義騎手は「まだケイコの段階から物足りなさはあったけど、最後は伸びましたね。そのあたりは血統、素質でしょう。これから気持ち、体とももっと大人になってくれば」と評価した。

なお、1馬身1/4差の2着は3番人気のシンボリラパス、さらに3/4馬身差の3着には4番人気のミヤビエンブレムが入った。1番人気のエレクトロポップはゴール前のひと伸びを欠き4着に終わった。

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