【ひまわり賞】キリシマオジョウ2連勝

 「ひまわり賞」(29日、小倉)

 1番人気のキリシマオジョウ(牝2歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好発を決めて鮮やかに逃げ切りV。2着に3馬身半差をつける完勝で、無傷の2連勝を飾った。この勝利で橋口弘次郎師は、地方と海外を合わせて通算1000勝を達成。自身は来年2月で定年を迎えるが、「こうなったら九州の星として桜花賞に使いたい」と来春へ思いをはせた。

 一方、騎乗した小牧太騎手は「一本調子。これから上を目指すにはもっと力をつけないと。とりあえず、最低限の仕事ができて良かった」と辛口ながら、単勝1・4倍の圧倒的人気に応えて安どの表情を浮かべた。今後は滋賀県の吉澤ステーブルWESTへ放牧に出される。

 表彰式では、橋口弘次郎師の親族約20人が口取り写真に収まり、ほのぼのとしたムードに。同レースにイザシュツジン(14着)の生産者として参戦した実弟・幸一郎さんは「この場に立てるだけで十分。兄貴と一緒に写真も撮れたしね」と敗戦にも笑みを浮かべていた。

 また、注目を集めていた鮫島親子3人の初対決は、兄の良太騎手(ホーザンポントス6着)が最先着。イザシュツジンに騎乗した、佐賀競馬の父・克也騎手は「初めて3人で乗り、感無量です。(弟の)克駿がジョッキーを目指した時から、一度3人で乗りたいという夢があった。機会があればまた乗りたい」と明るい表情を見せていた。

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