【競輪】奈良で108期生3人デビュー

3日の奈良競輪でデビューする108期生の3人(左から)溝口香奈、元砂七夕美、岡崎優美
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 「デイリースポーツ杯・F2」(3日開幕・奈良)

 7月に各地の競輪場でガールズ4期生(108期生)がデビューする。2日開幕の松戸F1で細田愛未(埼玉)、日野友葵(愛媛)、児玉碧衣(福岡)、高橋朋恵(長崎)が先にバンクに登場したが、奈良では溝口香奈、元砂七夕美(ともに奈良)、岡崎優美(岡山)の3人がデビューする。

 溝口、元砂は奈良支部で初となるガールズケイリンレーサー(108期生で奈良所属は3人いるが、島田優里だけ平塚F1=10~12日=でデビュー)。ともに競輪学校時代は成績優秀で、溝口は7位、元砂は6位で卒業した。

 初日(3日)6Rに登場する元砂七夕美(なゆみ)(19)は2日、リラックスした表情で検車場に現れた。「今のところは緊張していません」と、まずは七夕美スマイルを振りまく。初出走に向けては「とにかく力を出し切りたいです」とキッパリ。今場所の目標は「決勝進出」で将来は「奥井(迪)さんみたいに先行で頑張りたいです」と語った。ちなみに元砂は、実兄が元砂勇雪(23)=奈良・103期。現役の競輪選手で、現在はS級2班。

 一方、初日7Rに登場する溝口香奈(29)は「かなり緊張しています」とこわばった表情をみせる。自身の特徴について尋ねられると「人の後ろについてから追い込むことは難しい…というかできません。自分から仕掛けるのがいいです」と自力型をアピール。ただ、今場所の目標を聞くと「優勝したい」と目を輝かせる。「とにかく1つでも多く勝ち星がほしい」とどん欲だった。

 在校成績13位の岡崎優美(19)もやや緊張した面持ち。「あまり眠れませんでした」と2日は睡眠不足気味で検車場に到着。だが、話題が今場所の目標になると「決勝に乗りたいです」と引き締まった表情に。「(セールスポイントは)持久力。(デビュー戦は)前、前と踏んで早めに仕掛けたいです」と語った。ちなみに岡崎は、父が岡崎哲昌(44)=岡山・65期。現役の競輪選手で、現在はA級2班。

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