【栗東通信】福永期待の新馬がデビュー

 追い切りから引き揚げてきた福永祐一騎手が「あの新馬、ヤバイわ」とニヤリ。11日の中京5R(芝1600メートル)にスタンバイしている、シルバーステート(牡2歳、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ、栗東・藤原英昭厩舎)のことだ。

 この日の栗東CWでの追い切りは、6F83秒6をマークした。「引っ張ったままなのに、ラストはすごい脚(1F12秒1)。楽しみやね」。父は泣く子も黙る7冠馬。母は仏G3を2勝した馬で、半姉のヴィルジニアは13年チューリップ賞4着、全兄オリハルコンは芝とダートでそれぞれ勝ち鞍を挙げた。福永騎手自身も中京コースは大得意とあって、「いいイメージしか持っていない」と自信満々。人気に応えられるか注目だ。(長崎弘典)

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