【競輪】別府記念は金子貴志が優勝

 「別府八湯ゆけむりカップ・G3」(別府、30日)

 人気を集めていた金子貴志(39)=愛知・75期・S1=が優勝。中団をキープして最終2角からまくった浅井康太(三重)をゴール前で差し切り、昨年8月の富山以来、通算8回目の記念制覇を達成した。2着に浅井が粘り、金子を追った渡辺晴智(静岡)が3着。ラインを組んだ3人が上位を独占した。

 号砲直後に飛び出した井上昌己(長崎)がSを取り、並びは松岡貴久(熊本)-井上-橋本強(愛媛)、浅井-金子-渡辺、川村晃司(京都)-川木敬大(兵庫)-浦川尊明(茨城)で落ち着く。川村が打鐘で前を抑えて先行態勢に入ると、後方に置かれた浅井は仕掛けたものの、出切れず中団に割り込んだ。浅井は7番手からスパートした松岡に合わせて最終2角からまくり敢行。川村を4角で仕留めたが、浅井を追った金子が直線で差し切った。

 優勝した金子は「本当にうれしい。浅井君が落ち着いてうまく中団に入って、頑張ってくれたので勝てた。高地トレーニングの成果が出ていますね」と語り、2着の浅井は「早めに抑えれば、川村さんに合わされずに先行できたかも。(最終)バックから強引に仕掛けての2着なら上出来です」と汗を拭い、先行して5着の川村は「(最終)2角から全力で踏んだのにまくられた。浅井君が強かったですね」と中部勢に力負けと敗因を分析した。

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