リアルスティール絶好の仕上がり 競馬、ダービー追い切り
競馬の祭典、第82回日本ダービー=東京優駿=(31日・東京2400メートル芝、G1)の最終追い切りが27日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、皐月賞2着のリアルスティールが栗東・坂路コースで絶好の仕上がりを見せた。
同じ矢作芳人厩舎所属の併走馬が先行したが、悠々と走るリアルスティールはラスト200メートル地点から並びかけてそのまま抜け出し、馬なりで12秒4の時計を出した。
矢作調教師は「先週は負荷をかける調教。今週は反応を見る程度。1戦ごとに上積みを感じる。皐月賞は勝った馬(ドゥラメンテ)が強かったので挑戦者。気楽な気持ちです」と語った。