【栗東通信】マキシマムドパリ秘策あり
フローラSで3着に食い込み、オークス(24日・東京)への出走がかなったマキシマムドパリ(牝3歳、松元茂樹厩舎)。最終追い切りは坂路で4F56秒1とソフトなものだったが、トレーナーによると想定内だという。
「悟られないようにね」。前走の馬体重=マイナス18キロが示す通り、今回も長距離輸送が鍵。それゆえ、レースが間近に迫っていることを馬に気づかれないようにしているのだという。
「前走時は、輸送当日からカイバを口にしなかったからね。今回は輸送を成功させたい。2400メートルは問題ないと思うし、大舞台に強いジョッキー(武豊)に託して」と一発へ虎視たんたんだった。(長崎弘典)