【美浦通信】G1レーシング新代表来訪

 6月か(株)G1レーシングの代表となる吉田正志氏が、あいさつを兼ねて美浦トレセンを訪れた。まだ34歳と若い正志氏は追分ファームの代表を務め、国内屈指の設備を誇る追分ファーム・リリーバレーの創設(11年6月オープン)を指揮するなど、行動力にあふれる今後の注目株。いわゆる“社台グループ”の1人(父・晴哉氏は故・善哉氏の三男)だが、エリート色とは違うアウトロー的な魅力を持つ人物だ。

 G1レーシングはまだ歴史こそ浅いが、良血がズラリと並ぶ一口クラブ。今年のダービーにも青葉賞2着のタンタアレグリア(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)を送り込む。「クラブの名前に負けないよう、G1をにぎわしていきたいですね」と正志氏。クラブがどう変貌を遂げていくのか、見届けたい。(豊島俊介)

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