【高松宮記念】香港馬に完敗 スター不在

突き抜けたエアロヴェロシティ、ガッツポーズを見せるパートン=中京競馬場
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 短距離王国として、世界に名をとどろかせる香港。そのなかで最上位グループにランクされるエアロヴェロシティの実力を思い知らされる結果となった。

 馬体重は前走比16キロ減。初来日によるストレスも影響してか強い調教をできず、満足のいく状態で出走できたとは言い難い。だが、最後は底力の違いで勝ち切った。道悪も今回が初体験だっただけに恐れ入る。

 2着のハクサンムーンは逃げ馬を内に見つつ、離れた外を独自に先行。馬場のいいところを通って、絶好の形で直線を向くまではもくろみ通りだったはずだが、香港馬の力は想像以上だった。

 パンパンの良馬場なら日本馬の逆転があったのか。いや、それこそ勝者が得意とする設定で、圧勝されていたかもしれない。日本ではロードカナロアの引退以降、このカテゴリーではスターが不在。世界でも戦える短距離馬の登場を待ちたい。

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