後藤騎手に別れ 武豊ら参列者涙浮かべ
2月27日に40歳で死去した後藤浩輝騎手の葬儀・告別式が3日、茨城県内でしめやかに営まれた。前日の通夜と同じく、この日も100人を超える知人・関係者が参列。武豊、蛯名、福永ら東西のジョッキーや調教師が別れを惜しんだ。
喪主を務めたタレントで妻の麻利絵さんは「浩輝さん、出会ってから今までありがとう。私と(娘の)珠々(しゅしゅ)を愛してくれてありがとう」と懸命に声を振り絞りながら最愛の夫にメッセージを送った。故人と最後の対面を果たした参列者の多くは目に涙を浮かべ、出棺後は無言のまま帰路についた。
JRAの後藤正幸理事長も沈痛の面持ちで「きょうは何も言うことがありません」とコメント。今後は都内でファンを含めた“お別れ会”が開かれる予定となっている。