【ボート】石野貴之がG1通算4度目のV

 「開設62周年記念 G1・全日本王座決定戦」(24日・芦屋ボート)

 人気を背負った1号艇・石野貴之(32)=大阪・90期・A1=が、インから堂々と押し切って1着。通算32回目、G1は11年2月の住之江周年以来となる、4回目の優勝を飾った。2着に吉田拡郎が入り、90期の同期ワンツーで決着した。

 進入の乱れにも石野は動じることはなかった。6号艇の篠崎が前づけに動いて、並びは12634・5の5対1。石野は100メートル前後のやや深い起こし位置となったが、それでもトップSとなるコンマ10の快ショット。「Sはつかんでいたので大丈夫だった」。1Mで、あっさり先マイに持ち込むと、あとは一人旅。今年初、当地初Vで、4度目のG1優勝に笑顔を見せた。

 しかし、こんなところで満足しているわけではない。石野が見据えているのは、早くも年末の大一番・グランプリだ。昨年は賞金ランキング17位で4年ぶりに出場。1st、2ndステージを突破し、優勝戦まで勝ち進んだ。「今年こそグランプリは2ndステージ(上位6人)から行きたい。この優勝からこのまま突っ走りたい」。3月にはクラシックを皮切りにSG戦線がスタートするが、目指すは、賞金ランク上位での2年連続3回目のグランプリ出場だ。

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