【ボート】今垣光太郎がG1戦V25

 「宮島チャンピオンカップ・G1」(25日、宮島)

 メモリアルとなる60周年記念優勝戦は、絶好枠に陣取った今垣光太郎(45)=福井・63期・A1=が、インからきっちり逃げ切り快勝。昨年11月の福岡周年以来、G125回目の優勝を飾った。通算では89回目。2着には毒島誠、3着には小坂尚哉が入った。

 逆境にたたされてもやはり得意な水面では今垣の役者が違っていた。進入で「かなりの量の水をもらった」という不運。さらには展示では152・346という並びだったが、本番では15・2346という厳しい進入。地元のスタート巧者・市川哲也が3カドを選択し、イン水域には厳しい進入だった。それでもインからコンマ11のスタートを決めた今垣は、他艇にまくらせず1Mを先制。差してきた毒島の猛追をしのいで、歓喜のゴールテープを先頭で駆け抜けた。

 「1月にG1を優勝できたのは本当にうれしい。それにグランプリの悔しさも少し晴らせたと思います」と満面の笑みがこぼれた。昨年末出場したグランプリ(平和島)では1走目でいきなり転覆してしまい、2NDステージに進むことすらできなかった。

 今年の目標はグランプリのファイナルに勝ち進むこと。「セカンドステージから出られる(獲得賞金上位6人)ように賞金を上積みしたい。宮島は相性抜群だし、6月(23日から)に行われるグラチャン(SG・グランドチャンピオン)も頑張りたい」と早くも激走を約束した。

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