【POG】ジャポニカーラが直線一気

6R、大外から差しきりメイクデビュー中山を制したジャポニカーラ(右)=中山競馬場(撮影・三好信也)
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 「2歳新馬」(20日、中山)

 408キロの小柄な馬体が矢のように伸びた。9番人気のジャポニカーラ(牝、父ジャングルポケット、美浦・勢司)が、マイル戦で豪快な大外一気を決めた。タイムは1分36秒6。後方2番手からのレースになったが、急坂で他馬が止まって見えるほどの強烈な末脚を繰り出し、ゴール手前でライバルを抜き去った。祖母は99年の桜花賞、エリザベス女王杯で2着したフサイチエアデールで、母グリッターカーラの異父兄に05年の朝日杯FSを勝ったフサイチリシャールがいる。勢司和浩調教師は「テンションだけで走った感じですね。まだ体力のレベルは他馬に比べても低いので、もっと良くなるはずです」と発展途上での勝利を強調した。なお、半馬身差の2着は2番手から運んだ3番人気のサンヨーク。さらに半馬身差の3着が1番人気のビーウィッチドだった。

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