【POG】良血マーセラスが差し切る
「2歳新馬」(23日、東京)
祖母に83年のオークス馬ダイナカール、近親にエアグルーヴがいる良血馬で、1番人気に支持されたマーセラス(牡、父キンシャサノキセキ、美浦・久保田)が好位追走から直線でしっかりと脚を伸ばし、先に抜け出した8番人気リュウノースジョイ(2着)をゴール前で首差とらえた。タイムは1分24秒1。芝1400メートルの一戦を着差以上に味のある勝ちっぷりで制して「もう少し切れるかと思ったけど、相手も粘りましたね。それでも、最後はきっちりとかわしてくれました」と手綱を取った柴山雄一騎手。活躍馬を数多く送り出す一族で、血統背景からも伸びしろを感じさせる。なお、2着馬から4馬身差の3着には先手を奪った2番人気のトエハタエが粘り込んだ。