【POG】伏兵カプリチオーソ抜け出す

 「2歳新馬」(22日、京都)

 芝のマイル戦は積極的な競馬をした伏兵馬が上位を独占。12番人気のカプリチオーソ(牡、父チチカステナンゴ、栗東・南井)がゴール前の争いから抜け出し、1分35秒5のタイムで勝ち上がった。10番人気バルビーナ(3着)がマイペースで逃げる展開。勝ち馬を見ながらの先行策から直線は内ラチ沿いを突いて脚を伸ばし、ゴール前できっちりととらえた。母ミラクルロンドの異父弟が12年アルゼンチン共和国杯の覇者ルルーシュで血統背景もしっかりしている。手綱を取った田中博康騎手は「ゲートが速くて、いい位置で運べた。狭いところを割ったし、いい内容だったと思う」と初陣の走りを評価した。

 なお、半馬身差の2着は2番手から運んだ同じ南井厩舎の11番人気メイショウナゴミで、さらに首差でバルビーナが続いた。13年香港スプリントなどを制したスプリント王ロードカナロアの半妹で、1番人気に支持されたヴィーヴルはスタート直後は最後方。道中も後方を追走し、勝ち馬から0秒6差の6着同着に終わった。

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