【凱旋門賞】ゴールドに横山典「最高」
「凱旋門賞・仏G1」(5日、ロンシャン)
須貝厩舎ツートップがシャンティイ競馬場で最終追い切りを行った。レーティング世界No.1のジャスタウェイに福永祐一騎手、G15勝馬ゴールドシップに横山典弘騎手が騎乗。残り1Fから2頭の併せ馬に。最後までともに馬なりのまま、馬体を並べたままゴールを駆け抜けた。
以下は横山典弘騎手との一問一答。
‐調教の指示は。
「併せ馬で最後まで両方で強めにという指示。言われた通りにいい調教ができた」
‐馬の動き、状態について。
「日本でも何回も調教に乗っているが、この追い切りは今まで乗ったなかで最高の追い切り。状態はいいと思う」
‐ヨーロッパの芝の感触は。
「きょうのシャンティイ(競馬場)はこっちの人に言わせると硬い馬場なんでしょうけどね。ゴールドにはとってはいい感じだった。フットワーク、グリップが良かった」
‐抱負を。
「飛行機の輸送が初めてで、初めての競馬場。初物ずくめだったが、今のところすごく順調。このままレース当日まで調教を無事こなして、レースでは最善を尽くしたい」
‐ロンシャン競馬場のことをご存じないし、フランスの騎手のことも知らないが。
「知らないから逆にいいんじゃないですか」
‐ゴールドシップは難しい馬と言われるが。
「難しいか難しくないかと言ったら、何とも言えない。賢い馬なので、向こうの気持ちをくんであげると言うことを聞いてくれる。聞いてもらっているというのが本当のところだけど」