【札幌記念】ハープV、ゴールド2着

 「札幌記念・G2」(24日・札幌)

 まさに凱旋門賞への“壮行レース”となった。サマー2000シリーズ第4戦は、1番人気ゴールドシップが最後方、その前に2番人気のハープスターが進む展開。3角手前からハープスターが馬群の外から進出を開始すると、すかさずゴールドも追撃する。

 直線入り口では、すでに一騎打ちムードに。一気に抜け出したハープを懸命にゴールドが追ったが、5キロの斤量差も影響したのか、そのまま差は詰まらずに決着した。ワンツーを決めた2頭は凱旋門賞・仏G1(10月5日・ロンシャン)への参戦を表明しており、最高の形で国内のステップレースを終えた形になる。

 特に日本の3歳牝馬としては初の凱旋門賞参戦となるハープスターは、初の古馬相手、小回りを克服しての完勝。本番でも負担重量が軽いだけに、期待は増すばかりだ。

 2着から5馬身差の3着には、これまたG1馬のホエールキャプチャが続き、連覇を狙ったトウケイヘイローは11着に沈んだ。

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