【地方競馬】園田はトーコー軍団!

「仕事 賭け事 独り言」コラム

 兵庫県リーディングトレーナー争いは、21日現在、24勝を挙げ、15位の吉行龍穂調教師。やや不本意ともいえる戦績も中身は、威張れる内容だ。

 それはファン間でも浸透している“トーコー軍団”が、3歳重賞戦を席巻しているからだ。筆頭は、ニーケ(3牝)だ。「グランダムジャパン・2014」3歳シーズンの対象レース、若草賞(名古屋)、東海クイーンカップ(同)、のじぎく賞(園田)を3連勝。勢いに乗って挑戦した、関東オークス(Jpn2)は、強豪馬を相手に2着と大健闘。2位のコパノバウンシに27ポイント差の45ポイントを挙げ総合優勝を飾った。「能力は高いと思っていたが、素質は完全に開花したといえる」と、吉行師。同馬は、「グランダム・ジャパン」古馬シーズン4戦目の兵庫サマークイーン賞(25日・園田)で古馬オープン馬に初挑戦する。

 3歳牡馬は、同師が入厩前からほれ込んでいるガイアだ。2歳重賞戦線は、僚馬・ポセイドンの後じんを拝したが、兵庫ダービーを制し3歳王者へと駆け上がった。この2頭で、今年前半で重賞6勝の偉業だ。

 一方、2歳馬は、ヴァーミリアン産駒のファラオ(牡馬・昨年のセレクトセールで1300万円)、クロフネ産駒のヴィーナス(牝馬・同3000万円)の布陣。「(新馬戦2着のファラオは)距離(820メートル)もあるが、跳びが大きく道悪馬場が影響。ヴィーナスは取りこぼすことは全く考えていない」と同師。昨年の最優秀2歳馬・ポセイドンを含め、“トーコー軍団”から後半戦も目が離せない。(地方競馬担当・堀尾千秋)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス