【競輪】加瀬&田中麻が爆笑トーク

 トークショーを行う田中麻衣美(左)と加瀬加奈子=弥彦競輪場
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 「寛仁親王牌・G1」(20日、弥彦)

 熱戦を展開する弥彦競輪場にガールズケイリン選手の“ミスター女子競輪”加瀬加奈子(34)=新潟・102期=がトークショーのゲストとして登場。練習仲間でもある田中麻衣美(31)=新潟・102期=と軽妙なトークを展開した。

 田中は6月21日、立川競輪場のレースで落車。ろっ骨を3本折る重傷を負った。それを加瀬は「私も同じレースを走って、先行していたんですけど、後ろでガシャン!!と音がしたんですね。それで田中がいないことが分かって、ゴール後に半周走ったら田中が倒れていたんです」と振り返った。

 田中が「(初日3着で)調子が良かっただけに残念でした。それで私が倒れたままでいたら、誰かオジサンが『頑張れ!!乗れるか?』と声を掛けてくれたんです」と話すと、加瀬が「その声、私だったんですよ」と明かした。

 田中は「落車してパニックの状態だし、まわりも見えなくて、オジサンの声だと思ったんです」と話すと、加瀬は「実はオバサンだった」と答えてファンの爆笑を呼んだ。

 雨のなかでのレースの苦労にも話はおよび、田中が「前が見づらくて…」と真面目に話すと、加瀬は「(田中は)化粧が落ちて、走る前と、走ったあとは顔が違う」と暴露。同県同期の2人らしく、息の合ったトークでファンの喝采を浴びた。

 田中は6月立川の落車以降は治療に専念しており「まずは骨を治して、復帰できるように頑張る」と宣言。加瀬は「最近は優勝できなかったりしているけど、これからも先行基本で頑張っていく」と今後の活躍を誓った。

 ガールズケイリンは12年7月、48年ぶりに復活した女子競輪。今年5月には3期生がデビュー。現在は1期生33人、2期生18人、3期生18人の合計69人が全国各地の競輪場で活躍している。

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