【エプソムC】ディサイファが重賞初V
「エプソムC・G3」(15日・東京)
2番人気のディサイファが重賞初制覇。好スタートからいったんは好位へ下げて内々を追走。直線は2番手から先に抜け出したマイネルラクリマの内へ。馬群を割るように伸びてくると、残り150メートルからは2頭の息詰まる競り合い。これをゴール寸前で頭差抑えると、1分46秒2のタイムで待望の初タイトルを奪取した。四位洋文騎手は「3角手前から内ラチ沿いの馬場が悪くて行きたくなかったけど、(1)番枠だったので腹をくくった。こっちが支えてあげないとつまずくぐらいだったけど、よく頑張ってくれたね。ここまで大事にしてきた馬で、ファンも多いからね。これからが楽しみになったよ」と大粒の額の汗をぬぐった。2着には香港遠征から復帰戦となった4番人気マイネルラクリマが底力を見せた。3着には8番人気のダークシャドウが突っ込んだ。1番人気のマジェスティハーツは最後方から競馬を進め、直線は最内をついたが伸びを欠いて6着に敗れた。