落馬負傷の後藤が病室からVTR出演

 4月27日のレース中に落馬し、首を骨折し、入院中の後藤浩輝騎手=美浦・フリー=が10日にフジテレビ系で放送された「ジャンクSPORTS2014」にVTRで出演。「リハビリを重ね、G1を目指したい」と秋の復帰に向けて意欲を語った。

 後藤騎手は先月27日のレースで落馬負傷し、第5、6頸椎棘(きょく)突起骨折と診断された。全治3カ月で入院中。

 後藤騎手にとっては落馬による3度目の首の骨折だった。1度目は12年5月。首の骨を損傷し、4カ月後の9月に復帰。しかし、復帰初日に再び落馬し、第1、第2頸椎(けいつい)骨折、頭蓋骨亀裂骨折と診断された。全治1年の大けがだった。

 この日の放送は4月27日の落馬前にスタジオで収録されており、「不死身の男」と紹介され、落馬からの復活劇について焦点をあて、トークが進められていた。

 番組では後藤騎手の出演場面をカットせず放送した後、入院中の後藤騎手のVTRをはさみ、オンエア。無精ひげを生やした後藤騎手は、首にコルセットを巻いた痛々しい姿で「ジャンクSPORTSをごらんの皆様、この収録の後、再び落馬して首を骨折してしまいました」と報告。

 「これから秋の復帰に向けて、リハビリを重ねていきたいと思います。そして、復帰した際には、春には獲れなかったG1をめざし、ジャンクSPORTSでまたオイシイ話ができるようにエピソードをいっぱい持って行きますんで、よろしくお願いします」と笑顔を浮かべていた。

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