【競輪】武雄記念は地元の荒井が優勝

 優勝し賞金ボードを掲げる荒井崇博=武雄競輪場
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 「大楠賞争奪戦・G3」(20日、武雄)

 武雄競輪の開設64周年記念「大楠賞争奪戦」は11Rで決勝戦が行われ、荒井崇博(36)=佐賀・82期・S1=が1着。地元記念V3を飾った。直線で伸びた小倉竜二(徳島)が2着に入り、荒井を追走した合志正臣(熊本)が3着。車券は2車単(3)(9)が6800円(28番人気)、3連単(3)(9)(4)が3万1870円(125番人気)で決着した。

 レースは誘導員直後に田中晴基(千葉)‐内藤秀久(神奈川)がつけ、金子貴志(愛知)‐荒井‐合志、牛山貴広(茨城)‐小倉、小松崎大地(福島)‐伏見俊昭(福島)で周回を重ねていく。残り2周で小松崎‐伏見が上昇したが、打鐘(残り1周半)で金子ラインが巻き返す。両派での踏み合いは、残り1周で金子が踏み勝つものの、田中‐内藤が外を勢いよく踏み上げてくる。金子マークの荒井はそれをけん制しながら、最終バックで番手まくりを敢行。後続を振り切って1着。4年ぶり3回目の地元記念優勝を飾った。

 表彰式で荒井は「うれしいです。緊張の中でも(レース展開を)冷静に見られた。このあとも絶対に成績は良くなるはず。(ファンと)喜びを分かち合いたい」と語った。

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