【ボート】金子こん身Sで15代名人に

 緑の優勝ジャケットを着て会見する金子良昭
3枚

 「マスターズチャンピオン・G1」(20日、からつ)

 波乱続きの「マスターズチャンピオン・G1」を制したのは、1号艇の金子良昭だった。インを死守し、Sはコンマ01とギリギリでもしっかり入れた。そこからは1Mで他艇の攻撃を完封し、逃走を決めた。2着は高橋淳美が入り、3着は大嶋一也だった。なお長谷川巌はコンマ01のF。6月5日から30日のF休みとなり、7月4日から6カ月はG1、G2に出場できない。

 第15代の名人となった金子。表彰台で今回から優勝者に贈られることになった緑のジャケットに袖を通し「照れ屋ですけど、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。コンマ01は覚悟のS。「準優進出戦で遅らせてしまい悔いが残ったので、今回は行く気でした」と振り返った。

 金子にとって、98年11月のモーターボート大賞(戸田)以来、3度目のG1制覇。来年3月のボートレースクラシック(尼崎)への出場権を獲得した。

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