清原被告に執行猶予付き懲役2年6月

 覚せい剤取締法違反(所持、使用、譲り受け)の罪に問われ起訴された元プロ野球選手、清原和博被告(48)に対し、東京地裁が31日、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した(求刑は懲役2年6月)。

 17日に行われた初公判で検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。起訴内容を全面的に認めた清原被告は「現役時代はストレスやプレッシャー、不安を野球で解決できたが、解決方法がなくなった。膝の故障もあり、薬物に負けた」と説明した。親友の野球評論家・佐々木主浩氏が情状証人として出廷し、清原被告は何度も法廷で涙をぬぐった。

 弁護側は薬物から更生するため、保護観察を受けながらの執行猶予判決を求めていた。

 【事件の経緯】

 ▽2月2日 警視庁が清原被告の自宅マンションを家宅捜索。覚醒剤を所持したとして、覚せい剤取締法違反容疑で現行犯逮捕された。

 ▽2月23日 東京地検が2月2日に自宅で覚醒剤約0・2グラムを所持したとの内容で清原被告を起訴。警視庁は使用の容疑で再逮捕。

 ▽3月15日 使用罪で追起訴。

 ▽3月16日 弁護人が東京地裁に保釈を請求。

 ▽3月17日 保釈が許可され、警視庁本部から保釈。

 ▽4月1日 譲り受けの罪で在宅のまま追起訴される。

 ▽5月17日 初公判で起訴内容を認める。

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