高額出張費問題および公用車問題への批判が殺到したままゴールデンウイークに入った東京都の舛添要一知事が１日夜、自身のツイッターに３日ぶりの投稿を行った。都の東京五輪・パラリンピック準備局がこの日に始まったサッカー大会を紹介した投稿を、知事がリツイート（転載）したものだが、「返せ公金」「公私混同」など知事批判のコメントが集まる“延焼状態”となった。

　五輪局の投稿は、この日から駒沢オリンピック公園総合運動場で開催される「２０１６東京国際ユース　サッカー大会」の開幕式を紹介し「次世代のスターたちの活躍をぜひ、ご覧下さい」とＰＲしたもの。しかし、これを夜に炎上状態にあるの舛添氏がリツイートしたため、「リツイートする暇があるのか」「お金は都民に返して」と厳しいコメントが相次ぎ、巻き添えを食らった格好となった。　舛添氏のツイッターは、問題発覚後から五輪企画や、テロ対策東京会議に関する投稿に対しても、出張費や公用車問題に関する批判が集まる展開となっていたが“巻き添え”が続いても、姿勢に変わりはない様子だ。