神田正輝コラム(4)40年分の縁

 【ナンダカンダで40年】「クロスロード」(NHK BSプレミアム、木曜後9・00)も佳境に入ってきました。3月24日放送の第5話「再燃」では、ついに僕が中村玉緒さんに辞表を提出します!

 僕は大新聞社の社会部を離れ、西東京の地元紙「たま多摩新聞」に籍を置く記者です。そのオーナーを演じるのが玉緒さん。25年前に起きた事件の取材があきらめきれず、辞表を出すという展開で、さて、玉緒さんの反応はどうなりますか。

 このドラマには僕の40年前のデビュー作「大都会 闘いの日々」(日本テレビ系)からシリーズ3部作すべてに刑事役で出演された小野武彦さんが元刑事役で出られています。事件の証拠品を、警務課から再び捜査に加わった舘ひろしに渡すなど重要な役所です。また、脚本を担当された金子成人さんも「闘い-」で僕が川谷拓三さんや坂口良子さんとメーンの役となった第24話「急行十和田2号」をはじめ、「大都会PART2」でも脚本を手がけられました。

 時代が変わっても、つながっているんだなと思います。そこでデビュー作の思い出を一つ紹介しましょう。

 「闘い-」も終盤にさしかかった第29話「恵子」で、仁科明子(現・亜季子)さんと東京・恵比寿の公園でラブシーンをする場面がありました。僕は新聞記者役で、仁科さんは渡哲也さん演じる“黒岩刑事”の妹・恵子役。当時、彼女は20歳ちょっとくらい(※1976年7月放送当時23歳)で、「お嫁さんにしたいナンバーワン」の女優さん。すごく人気がありましたから、周りは黒山の人だかりになっていました。

 その回の監督が村川透さん。「糸、引くようなキスをするんだ!」なんて、でかい声で言うもんだから、もう恥ずかしくてしょうがなかったのを覚えています(笑)。見に来ている人たちは僕のことを「あの男、誰だ?」なんて言ってるし。そんな感じでしたよ。

 その村川さんは今年公開の映画「さらば あぶない刑事」を監督されました。言うまでもなく柴田恭兵さんと舘のダブル主演作。ほんと40年たっても、人の輪ってつながっているんだなと思います。

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