藤原竜也 自身のモノマネ芸に不愉快気味
俳優の藤原竜也(33)が20日、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演し、自身のモノマネをするモノマネ芸人のGタカシと対面し、感情を害した表情を浮かべた。“公認”を求めるGタカシに“黙認”を与えた。
藤原がGタカシに気づいたのはある日、テレビを見ていたとき。藤原の演技力が高すぎることを笑いにしたモノマネで、「自分はこんな風に見えているのか」「俺をバカにしてる。どういうつもりでやっているのか」などの思いがめぐったという。
藤原はモノマネを見て「次はこういう表現はやめようとか、いい勉強になる」と余裕の笑みを見せた。共演した宮迫博之が「良くは思ってない?」と聞くと、「好きにやっていただいてけっこうです」とクールに述べた。
ここでGタカシがスタジオに登場。藤原の笑顔がこわばり始めた。Gタカシは「金だ金だ金だ、俺には金が必要なんだ」と床をのたうち、藤原のモノマネを披露。藤原は笑いつつもムッとした表情を浮かべた。藤原はGタカシと並び、「バカにはしてないですか?」と質問。Gタカシは「はい」と答えた。
Gタカシは映画「カイジ2」における藤原のモノマネを生で披露。「キンキンに冷えてやがるぜ!」と映画では冷えたビールを飲み干すシーンに使われたセリフを床にのたうち頬を押しつけて叫んだ。藤原の顔から笑いが見る見るうちに消え、MCの後藤輝基は「怒ってる怒ってる。怒ってるよ。全然、笑ってない」と藤原の厳しい表情を“実況”した。
その後もGタカシは映画「藁の楯」における藤原のモノマネを披露。藤原の顔は一層厳しくなり、Gタカシをにらみつけるように見つめた。宮迫は「キレてる」と驚いた。
後藤が「藤原さんの公認をいただきたいわけですよね、どうします?」と質問。藤原は「黙認で」と公認は与えなかったが握手をかわした。