宮崎議員 夫婦継続を希望「虫がいい」

 育児休暇を取る考えを表明した後に、「週刊文春」で不倫疑惑を報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員(35)=京都3区=が12日、国会内で記者会見を開き、議員辞職を表明した。2月5日に長男を出産したばかりの妻で自民党の金子恵美議員(37)とは離婚しないことを希望したが、「そんな虫のいい話はないだろうなと思ってもいます」と胸中を語った。

 報道について、妻の金子議員には釈明した。一部始終を話し、謝罪した上で、金子議員からは「政治家としての自覚が足りない」「私が大変な時に…」という内容の厳しい言葉を投げつけられ、この日も会見前に「最後まで政治家としてけじめをつけてこい」と言われたという。

 会見で宮崎議員は「妻には大変、酷ななことをしたと深く深く反省をいたしております。実は大変な出産でございました。産後、うまく回復をしておりません。これから妻と子どもに対し、あらためてしっかりと謝罪をし一生涯、償ってまいりたいと思っております」と言葉を詰まらせながら語った。

 宮崎議員によると金子議員は出産後の体調回復が思わしくなく、入院中。その状況で妻を裏切るような行為をしたことを「深く反省している」という。離婚の可能性について問われると、「私が決める話ではございませんので、できれば私は妻とこれからも一緒に生活をしていきたいと思っておりますが、そんな、虫のいい話はないだろうなと思ってもいます」と語った。

 長男に対しても「子どものために私は生まれ変わって、もう二度と同じ過ちは絶対に繰り返してはいけないんだと、父として…(目を閉じる)出直してきたいと思います」と贖罪していくことを誓った。

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