今井絵理子「希望を」一問一答(上)

記者会見場に登場したSPEEDの今井絵理子
出馬会見に登場し笑顔を見せるSPEEDの今井絵理子=東京・自民党本部(撮影・開出牧)
大勢の報道陣を集め所信表明するSPEEDの今井絵理子(右から3人目)=東京・自民党本部(撮影・開出牧)
3枚

 今夏の参院選に自民党から比例代表で立候補することが決まった女性4人グループ、SPEEDの今井絵理子(32)が9日、同党本部で出馬会見を開いた。ほぼ全編、自身による手話通訳をまじえ、聴覚障害をはじめとする障害者対策の拡充を主な政策に掲げた。聴覚障害を持つ長男(11)とは出馬について話し合い「ママ、手話をたくさんの方々に広めてほしい」と言われたことが立候補を決意した理由の一つと語った。【以下、今井の会見での一問一答要旨(上)】

 (笑顔で、手話を交えて)

 「今回立候補を決意しました。今井絵理子です。今日は初めての場所なのですごく緊張していますが、きちんとお伝えしたいと思います」

 「まず、私が(立候補を)決意した理由はいろいろあります。21歳のときに息子が聞こえないという障害をもって生まれてきました。その時に障害のこと、そして子育てに関することを知りました。私は今まで、歌しか知らなくてずっと生きていました。」

 「同じ境遇のお母さんたちに出会い、障害を持つ子供たちにも出会いました。障害に関して皆さん知らないことがたくさんあると思います。それをまず知ってほしいと思い、お母さんたち、障害を持っている子供たちも明るい希望を持てる社会作りをしたいと思いました」

 「私は政治は希望と思います。息子が大きくなった時にこの国で良かったな、この国に生まれて良かったなと思ってもらえるように、これから頑張っていきたいと思います」

 -立候補を決意したきっかけは。

 「障害者に対する差別だったり、問題というのは『知らない』ところから生まれると気づいた。皆さんにそういうことをより多く目を向けてほしいという思いです。お母さんたちは皆さんが知らないところで1人で苦しんだり困ったりしていることがあります。お母さんたちの声を聞いて、自分なりの政策をこれからつくりたい」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス