今井絵理子「驚かせて」一問一答(下)

出馬会見に登場したSPEEDの今井絵理子
1996年11月12日のコンサトートで熱唱するSPEEDの(左から)島袋寛子、新垣仁絵、上原多香子、今井絵理子
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 今夏の参院選に自民党から比例代表で立候補することが決まった女性4人グループ、SPEEDの今井絵理子(32)が9日、同党本部で出馬会見を開いた。ほぼ全編、自身による手話通訳をまじえ、聴覚障害をはじめとする障害者対策の拡充を主な政策に掲げた。聴覚障害を持つ長男(11)とは出馬について話し合い「ママ、手話をたくさんの方々に広めてほしい」と言われたことが立候補を決意した理由の一つと語った。【以下、今井の会見での一問一答要旨(下)】

 -ファンと息子さんへ。

 「驚かせてしまって申し訳ないと同時に、私が決めた決意を受け入れてくれてありがとうございます。これからも歌の活動は続けていきますし、皆さんの期待を裏切らない活動をしていきたいと思います。息子は思春期になりますけども、かっこいいでお母さんでいたいなと思っています」

 -立候補はいつから考えていたか。

 「この話をいただいたのは…言っていいんですか?急で、1月18日だったんです。でも、ずっと考えていました。日本というすてきな社会に自分が携わることが本当にいいのか、すごく悩みましたし、家族とも話し合いました。息子のことを思ったり、同じ境遇の子どもたちのことを思うと、何かをしなきゃいけないという思いになりました」

 -SPEEDのメンバーの反応は。

 「私が出馬することになったら応援してくれますかと聞いたら、エリが決断したことだったら私たちは応援すると言ってくれたことが、この(私の)笑顔に表れていると思います。本当にメンバーのみんなありがとう」

 -安全保障政策についての考え方は。

 「沖縄は唯一の地上戦があって、たくさんの島民の方々が犠牲になったという話をおじいさん、おばあさんの方々から聞きました。私は2度と戦争はしちゃいけない、平和を守らなきゃいけない、みんなの命を守らなきゃいけないと強く感じました」

 「しかし、平和を願うだけでは守れないというのも現実です。一昨日、北朝鮮のミサイルが飛んで、沖縄の上空を通過した時に、緊張が高まりました。万が一のための備えは必要だと思います。ですが、それは戦争をするためではなくて、平和を守る、皆さんの生活や命を守るために必要だと思います」

 -沖縄振興策については。島尻(安伊子)担当大臣とはどのようなお話を。

 「島尻先生とはお会いしたことがなくて、立候補を決意したので、ご相談をしてすすめていきたい。沖縄にはすばらしい文化があります。私の好きな言葉で『なんくるないさあ』という言葉があります。これは、『頑張れば』何とかなるよという意味です。そういう精神も沖縄の魅力の一つと思います」

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