今井絵理子 北朝鮮例に「備え必要」

 今夏の参院選に自民党から比例代表で立候補することが決まった女性4人グループ、SPEEDの今井絵理子(32)が9日、東京・千代田区の同党本部で出馬会見を開いた。聴覚障害を持つ長男を持つことから障害者対策を主な政策に挙げたが、質問を受け日本の安全保障政策についても発言。北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射に言及し、「平和を願うだけでは守れないというのも現実です」と「備え」が必要であると訴えた。

 今井は昨年8月15日、ツイッターに「戦争を経験した方で戦争賛成派の方いますか?もしそういう方がいらしたら、どうして賛成なのかを聞きたい。戦争を経験していない人が賛成!というのは、どこか説得力がないでしょ。今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」とつづり、現政権の安全保障政策に否定的とも受け取れる意見を表明。物議を醸していた。

 政権与党の自民党から出馬することになり、記者会見ではこのことについての質問も受けた。地上戦の戦地となった沖縄県出身であることを踏まえ、「たくさんの島民の方々が犠牲になったという話をおじいさん、おばあさんの方々から聞きました。私は2度と戦争はしちゃいけない、平和を守らなきゃいけない、みんなの命を守らなきゃいけないと強く感じました」と戦争を強く否定した。

 その一方で、「平和を願うだけでは守れないというのも現実です」と断言し、「一昨日、北朝鮮のミサイルが飛んで、沖縄の上空を通過した時に、緊張が高まりました。万が一のための備えは必要だと思います」と具体例を挙げながら主張。「それは戦争をするためではなくて、平和を守る、皆さんの生活や命を守るために必要だと思います」と現政権の政策に沿った発言をした。

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