昨年１１月２０日を最後に産休に入り、同１１月３０日に第１子女児を出産したフリーの膳場貴子アナウンサー（４０）が８日、ＴＢＳ系報道番組「ＮＥＷＳ２３」のメインキャスターに復帰する。同日、番組の公式ツイッターが明らかにした。産休中の膳場アナをめぐっては、昨年１２月上旬に一部メディアで自ら降板を申し入れたと報じられ、膳場アナが直後にＳＮＳで降板申し入れを否定するなど、マタハラ（マタニティーハラスメント）疑惑騒動にまで発展していた。

　膳場アナは昨年７月、広告代理店勤務の男性と３度目の結婚。産休前最後となった１１月２０日の同番組で膳場アナは、「また皆様の前に戻って、この番組でお目に目にかかる日を楽しみにしています」と笑顔であいさつしていた。

　しかし、出産３日後の１２月３日には、一部スポーツ紙で降板報道。出産後は育児に専念するため、自らＴＢＳに降板を申し入れたとの内容だったが、膳場アナは、すぐに自身のフェイスブックで「降板申し入れはしておりません。このような誤報を、大変残念に思っております」と怒りの表明。メディアやネット上ではマタハラ疑惑騒動に発展していた。

　ＴＢＳは１月２６日、メインキャスターの膳場アナが３月末で同番組を“卒業”し、新キャスターに星浩・朝日新聞特別編集委員が就任することを発表。膳場アナは４月２日から同局「報道特集」（土曜後５・３０）に移ることが発表された。