桂ざこば 「師匠のネタ」外国人にもPR

 大阪松竹座2月公演「桂米朝追善芝居 地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)」(6~22日)の初日鏡開きが6日、大阪市の同劇場前で行われ、主演の落語家・桂ざこば(68)らがあいさつした。

 昨年3月に死去した桂米朝さんが生前、復活させた上方落語の大ネタを舞台化。米朝さんの弟子であるざこばは「師匠が亡くなって3月で1年。師匠のネタを芝居にしました。みなさんぜひ、見て帰って周囲に宣伝してください」と呼びかけた。

 劇場前には外国人観光客も見物に訪れ、ざこばは「フェア フローム?ルック アット ミー(どちらから?私を見てください)」と英語でPR。

 共演の長江健次(51)は「おもちゃ箱をひっくり返したような舞台。1度ならず2、3度見ても楽しいです」と笑顔を振りまいた。

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