生稲晃子 術後の炎症は回復傾向

 乳がんのため、右乳房を全摘出し、今年10月末に乳房の再建手術を受けた女優・生稲晃子(47)が15日、ブログを更新。術後の炎症に悩まされていたが、この日、形成外科を受診。少しずつ回復しているとの診断を受けたことを報告した。

 13年末に右乳房を全摘した生稲。全摘手術後は胸の腫れはなかったというが、放射線をあてた皮膚が炎症を起こしており、この日、病院で診察を受けた。「少しずつ良くなっているそうです。先生の言葉に、今日もホッとした私です」とつづった。

 再建手術した「左右の胸のバランスはいい」そうで、「左が垂れていかないようにしないと小さい胸だから、そんなに垂れないかな」と明るく自らツッコミを入れていた。

 生稲は2011年4月に「浸潤性乳頭腺管がん」が早期で見つかり、切除手術を受けた。12年夏と13年秋に再発し、同様の手術で治療したが、2度目の再発が乳房の表面ではなく、中で見つかったこともあり、13年末に右乳房の全摘出手術に踏み切った。

 今年の10月27日には右胸の皮膚をエキスパンダーで伸ばし、シリコンを入れるという失った乳房の再建手術を受けている。

 なお、全摘出手術の術後2年検診では異常は見つからなかったことも報告している。

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