堺雅人「真田丸」視聴率は損得考えず

 俳優の堺雅人(42)が14日、都内で行われた主演するNHK大河ドラマ「真田丸」(来年1月10日スタート。総合、日曜、後8・00)の初回完成試写会に登場した。

 冒頭で「船出のときがようやく来た感じです。荒波にもまれ、いろんなとこに行きますが、一緒に航海を楽しんでいただけたら」とあいさつ。

 初回では、真田家が仕える武田家の危機が描かれる。堺は15歳の真田信繁(通称・幸村)の演技からスタートするが、役作りの工夫について質問されると、「若作りにかんしてですか!?ハキハキ生き生きを心がけました。生命の通った戦国の物語にしたいので」と説明した。

 13日に最終回を迎えた今年の大河「花燃ゆ」は視聴率で苦戦し、全話平均が12・0%(関東地区。ビデオリサーチ調べ)で大河史上ワーストタイを記録。視聴率については、具体的な目標の明言は避けたが、「真田幸村が言ったとされる言葉に、『損得を考えない人間が1番怖い』というのがあるそうです。損得ばかり考えると縮こまったつまらないドラマになるので、面白いと思う物を一生懸命やることが、われわれにできること」と気合を込めていた。

 また、ナレーションを有働由美子アナウンサー(46)が担当することが発表された。同局の現役女性アナウンサーによる大河ナレーションは、1991年「太平記」の山根基世アナウンサー(67)以来、25年ぶりとなる。

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