唐沢寿明 英語のセリフ「ほぼ吹き替え」

舞台あいさつに登場した唐沢寿明
舞台あいさつに登場した唐沢寿明(左)とチェリン・グラック監督
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 俳優の唐沢寿明(52)が30日、大阪市内で主演映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(12月5日公開)の舞台あいさつに登場した。

 ユダヤ難民を救うためのビザを発給し、6000人の命を救った実在した外交官を描いた作品。この日、集まった約750人の観客に唐沢は「先入観なしにまっさらな気持ちで楽しんで頂きたいです」とアピールした。

 ポーランドで約2カ月の撮影を敢行。「共演するポーランド人の役者の方に『なんだ。この日本人』と思われないように日本人の誇りを持って演じさせて頂きました」と自信を見せた。

 劇中での6割のセリフが英語で「ほぼ吹き替えですけどね」と冗談を交えながら話した唐沢。「頑張りました。監督が毎日のように脚本に修正を入れるので、撮影前にちょっと待ってよと思いながらでしたけど」と役作りの奮闘ぶりを振り返っていた。

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