来年主役の堺 大河主演の井上ねぎらう

 毎年恒例になっているNHKの大河ドラマ(総合、毎週日曜午後8時)の主役バトンタッチセレモニーが25日、同局で行われ、今年の「花燃ゆ」でヒロインを務めた井上真央(28)が、来年1月10日から放送を開始する「真田丸」主演の堺雅人(42)にエールを送った。過去に「新選組!」「篤姫」など大河ドラマ出演経験のある堺は、井上を「リーダーシップを発揮するだけの座長とは違う素晴らしい座長ぶりだったのではないかと想像しております」とねぎらった。

 堺は、「篤姫」では主役の篤姫の夫・徳川家定役を演じており、女性が主演を務める大河ドラマのことは熟知している。「大河の主役というのはまだ、どういうものか分からない」と前置きした上で、「男が主演だったら、割とおれについてこいというストーリーもあるんでしょうが、『花燃ゆ』の場合は見守ったり、すべて受け止めたり受けのお芝居もあったと思う。リーダーシップを発揮するだけの座長とは違う素晴らしい座長ぶりだったのではないかと想像しております」と優しく語った。

 井上は昨年放送された「軍師官兵衛」の主演・岡田准一からバトンを引き継いだことを思い出し、「岡田さんは素晴らしい座長でしたので、現場のいい雰囲気も引き継いでいかなければならないんだなと刺激になりましたし、教えていただきました」と振り返った。

 低視聴率がたびたび話題になった「花燃ゆ」。井上は10月14日のクランクアップで「何を言われようと、堂々と立って現場で笑っていることと思ってやってました」と涙を見せたが、この日は笑顔。「そこから1年間走り続けて、役者としても人としてもいろんな価値観が変わることがたくさんあって、すごく成長させてもらったなという思いがあります」と主演を任されたことに感謝していた。

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