北斗、乳癌で全摘の記者と運命的出会い

 乳がんのため右乳房の全摘出手術を受けて退院したタレントの北斗晶が、3日に行った記者会見で自分と全く同じ体験をしながら乗り越えてきた日本テレビ記者と出会い、励まされていた。

 北斗はその日テレの女性記者について、本人の了解も得て鈴木美穂さんという名前を記しながら、4日のブログでつづった。

 鈴木さんは2008年、24歳の時に乳がんであることが分かり、手術を受けて8カ月後に仕事復帰した。現在では若年性がん患者団体「STAND UP!!」の副代表を務めている。

 鈴木さんの乳がんは北斗と同じ右胸の乳頭近くにできて脇のリンパに転移、手術では北斗と同じく右乳房を全摘出したという。

 北斗は、鈴木さんの病歴が自分と全く同じであることに「美穂ちゃんの元気な姿に勇気付けられたと共に正直ビックリ」と驚いた。

 そして鈴木さんからいろんなアドバイスを得た北斗は、彼女とハグした際に「お互いが右胸を失ったから…その事によって胸のあった時よりもピタッと肌がついたのね。誰よりも肌がピタッと付いたのは、胸が2人ともないから。この瞬間、誰よりも運命を感じた気がしました」と、鈴木さんとの出会いを運命的なものとして受け止めたようだ。

 そして「美穂ちゃんは乳癌になっても記者をしながら、がん患者さん向けのフリーペーパーを発行したり、これから英国発祥のマギーズセンターというがん患者さんと家族が無料で医療的な知識がある専門家に相談したりヨガをしたり自由に過ごしたりできるセンターを建てようとしているらしいです!」とその活動を紹介し、自らも協力するつもりでいる。

 鈴木さんの闘病体験は今年7月4日、日本テレビ系のドキュメンタリー番組「リアリTV」で「がんって、不幸ですか?」として放送されている。

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