帯谷孝史 長男と10年以上音信不通

 吉本新喜劇の帯谷孝史(65)が16日、大阪市内で行われた、吉本新喜劇と奈良健康ランドのコラボイベント「面白い秋みつけたキャンペーン」(10月3日~11月1日)の開催発表に出席した。会見後に報道陣の取材に応じ、故やしきたかじんさんをしのんだ。また、長男と10年以上連絡が取れていないことを明かした。

 帯谷は金銭トラブルが原因で1999年に吉本興業から無期限謹慎処分を受けた。新喜劇の地方公演を経て、10年に本拠地の大阪・なんばグランド花月の舞台に復帰。容姿が似ていたことから謹慎前は「吉本新喜劇のたかじん」としてネタにしていた帯谷だが、14年1月にたかじんさんが亡くなる前に本格復帰を報告することはできなかった。

 「どこに入院しているか分からんかったんです。会えなかったのが、一番悔やんでるんです」と心境を明かした。「その時の自分の最善を尽くしたんですけど、あかんかったんです。僕にとっては会えなかったのが一番つらいです」と心から残念がった。

 「まさか、あそこまで急に逝くとは思わへんかった」と突然の他界を振り返り、「(帯谷の)名前はちょこちょこテレビで出してくれていたんやけどね。ありがたいことに」と感謝していた。

 帯谷は舞台登場時に「やしきたかじんです」と名乗ったり、たかじんさんの番組に代役として出演したこともあった。

 また、プライベートについても語った。「現在は独身」で帯谷が34歳の時に結婚した14歳下の女性(51)と「結婚15年目に別れました。僕が追い出されました」と告白。息子3人に恵まれたが、長男(30)とは音信不通で「12~13年は会っていない。今は何をやってるか分からん。ひょっとしたら孫がおるかも」と話した。謹慎中はエアコン清掃のアルバイトで生計を立てていたという。

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