村本、ストーカー規制法の限界訴える

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(34)が2日、フジテレビ系バラエティー番組「ワイドナショー」(日曜、前10・00)に出演し、2年間、村本に対してストーカー行為をしていた女性がストーカー規制法違反で逮捕された事件について、詳細を明らかにしながら、先のラジオ出演で村本が警察批判の発言をしたと報じられてことについて「警察の方に不満があるのでなく、法律的には難しいから、警察が何もできないと言った」と、あらためて現法の限界を訴えた。

 村本は「警察や弁護士さんと話したんですが、逮捕されても絶対に執行猶予なんです。すぐ出てくるし、カウンセリングとか受けさせないまま、同じ状態で出てくるんです。それがストーカーを取り締まる限界なんですね」と強い口調で語った。

 女性が逮捕された際には「良かった。やっとこれで」と1度は安堵感を覚えたが、その2日後に被害届を提出するため警察へ出向いた際には、警察から女性はすでに釈放されたことを告げられ、「(ストーカー犯罪は)被害届が出てから逮捕状が出るという。一般の方も被害届を出さないと、仕返しとかに来られる可能性もある」と、ストーカー規制法の適用条項を認識したという。

 村本は7月28日未明にラジオのニッポン放送系「村本大輔のオールナイトニッポン」(月、前1時)で日本のストーカー被害が甘過ぎるなどと訴え、「加害者が守られているんです。何かされないと逮捕できない」と、具体的な被害が出るか物証を押さえるまで動いてくれなかった警察への不満をぶちまけた。その後に警察批判と報じられたことで、この日のワイドナショーでは「警察の人とは今も打ち合わせしているけど、めちゃめちゃ気まずいんです」と語った。

 村本は今回の事件についてひとしきり説明した後、自身の首筋を指差しながら「ここを刺される夢を何回も見る」と現在も恐怖心を抱き続けていることを明かした。

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