役所広司「平和な時を過ごすには」

 俳優の役所広司(59)が19日、大阪市内で、主演映画「日本のいちばん長い日」(8月8日公開)のトークショーに出演。大阪でのイベントだけに「たこ焼き、いか焼き、お好み焼きで粉だらけです」とジョークを飛ばし、観客を沸かせた。

 京都や神戸など関西での撮影が多かった同作品。ステージに登場した役所は重厚な低音の声で「関東では梅雨が明けたらしいですが、関西はまだなんですよね。僕が来ましたので梅雨も明けると思います」とリップサービス。撮影期間中の休日は「休みの日はほとんど鴨川を歩いていました」とエピソードも披露した。

 同映画は太平洋戦争末期に終戦に向けて苦悩する内閣や陸軍部などを描いた作品。役所は陸軍を抑えながら奔走する主人公の陸軍大臣を熱演した。

 陸軍大臣を演じるにあたり「部下に慕われ愛情を注いだ人。よき夫でよき父親。軍人と天皇という関係だけではなく人間同士の絆が深かった人物はどうなんだったんだろうと思いながら演じました」と明かし、「これからも平和な時を過ごすにはどうしたらいいかを、この映画をきっかけにしてくれれば」と訴えていた。

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